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2018.07.20 Friday

移動

福岡中央郵便局の隣のスタバ
本州だけでなく、九州も暑い。
鷹の祭典
天神地下街は相変わらずの活気。
都市高速
福岡の空は本当に広い。市街地から空港が近いので、高い建物がないからである。
すなわち、許可なくドローンが飛ばせる場所もかなり少ない。飛行機の進入表面に含まれるので、志賀島も、相の島ですらアウト。
福岡サンパレス
福岡サンパレス。近隣に2500席ほどの新しいホールが完成したら解体される。ウォーターフロント地区再整備構想によるものだが、「航空法による高さ制限が特区によって緩和された為、高さ100メートルのビルを建てれるようになっており、風景が一変する可能性が高くなっています。」とあるので、高さ制限にも例外はあったのだな。

20:30 | Fukuoka | - | - | |
2018.07.19 Thursday

ハープの音域と音の配列

ハープ音域と音の配列
ハープの音域と、グリサンドなどで可能となる音階の音の配列。
昨年、ハープ未経験の作曲家の方に編曲をお願いした際にお渡ししたメモが出てきたので、記念にアップ。


ある日、私は教室に座っていた。
やがて、教室に先生が入ってきた。先生は、ひねくれ者で天邪鬼でへそ曲がりで、いかにもヘリクツをこねくり回していそうな、面倒くさそうな面構え。まるで鏡を見ているようだ。
試験が配られた。これは数気世蹐Δ?

【第1問】貴方が普段弾いているダブルアクションハープでC1弦からB1弦に向かってスケールを弾くとき、音の配列は全部で何通りあるか答えなさい。但し、弦はそれぞれ1回ずつ順番に弾くものとする。
→これは、3の7乗、解答は2187通りであろう。ダブルアクションハープは足元の7本のペダルを上中下の3箇所にそれぞれ配置することができる。その配置によりC1弦からG7弦までの全ての音が決まるからである。

【第2問】上記ハープでC1弦からB1弦に向かってスケールを順番に弾くとき、音の組み合わせは何パターンあるか答えなさい。
→うーむ、これは異名同音が出てくるからちょっと面倒。C1弦とD1弦、D1弦とE1弦、F1弦とG1弦、G1弦とA1弦、A1弦とB1弦が同じ音になるパターンが243回ずつ、合計243×5=1215回出てくる。また、E1弦とF1弦が同じ音になるパターンが486回出てくるので、2187-(1215+486)=486パターン……
いや、違う!例えば C#D♭EFGAB の音階だと最初の2音が異名同音だが、音の数が7つから6つに減るだけなので、これもパターンの一つとしてカウントできる。よって、この設問も2187パターンでOK…のはず。

時が過ぎ、試験は終了した。
先生の解説が始まった。私の解答は間違っていた。なぜなら、ハープは一種のナマモノで、調弦は常に変化するので、1オクターブの音は12種類に限定することは不可能だからである、と言うではないか。
やはりあの先生はヘリクツ屋だったな。まるで鏡を見ているようだ。そもそも何の試験だよ。

…という夢を見た。
うなされたのは、連日の猛暑で脳がやられたせいかな。今日も仕事中、頭痛と眩暈がして、手足や顔がだんだん痺れてきたからなあ。飲み水は無事に買えましたか?と言って下さった方の顔が実はまともに見えていなかったのは内緒である。
ハープ。調弦が狂うとは言っても、弦を緩めて音を出すには47本それぞれに限度があるし、逆に締め過ぎたら弦は切れてしまう。そこまで考えたらどういう計算式で解けるのかな。
エレキハープなら「A4=442Hzで全ての弦が正確に調弦されているものとする」という一文で救われそうだが。
そもそも、エレキハープだという前提でも、上記の解答は正しいのだろうか。また別の先生が出てきて解説してくれる夢でも見てみたいものだ。

01:00 | Harpe | - | - | |
2018.07.14 Saturday

14 Juillet と La Marseillaise

夏の渋谷
19:30だというのに、この気温。
しかし、暑いのも悪いことばかりではないのかもしれない。
先週の本番数日前、足を強打して青痣を作った上に、犬には手を噛まれたが、演奏には影響せずに済んだ。この暑さで新陳代謝が活発になり、傷の回復も早かったのかもしれない。

キャトルズ・ジュイエと言えば、「ラ・マルセイエーズ」。
今回、他の楽曲の中に登場する「ラ・マルセイエーズ」を2曲貼っておく。
1曲目は、ドビュッシーが革命記念日の情景を描いた「花火」。演奏はヴァン・クライバーン。

ラスト付近、遠くで聴こえる「ラ・マルセイエーズ」の断片が現れて、やがて徐々に消えて行くところが良い。

2曲目もややマニアックだが、ヴィラ=ロボスの交響曲第3番「戦争」。この曲には銃声やらブラジル国歌やら、いろいろな音がコラージュのように組み合わされているのだが、最終楽章に「ラ・マルセイエーズ」も出現する。

余談だが、ヴィラ=ロボスの交響曲は、第3番が「戦争」、第4番が「勝利」、続く第5番が「平和」の3部作となっているのだが、第5番は楽譜が紛失されているらしいのが非常に惜しい(ブラジル政府から委嘱された3部作だというのに!)。

今年のW杯はフランスが決勝進出、フランス時刻で7/15(日)17:00キックオフという事で、血沸き肉躍る「ラ・マルセイエーズ」が流れる革命記念日の翌日も選手たちは国歌を歌い、フランスは大盛り上がりとなるのであろう。
一方、日本でも博多ではちょうど山笠の季節で、15日は追い山。街は躍動感あふれるたくさんの飾り山で彩られ、地元民は熱く盛り上がっている。

20:00 | français | - | - | |
2018.07.07 Saturday

Il y a 入谷朝顔

入谷朝顔市の提灯
入谷朝顔市の混雑 入谷朝顔市の朝顔たち
↑人も朝顔も混雑していたが↑、 ↓2鉢入手できた。↓

朝顔_團十郎ほか
1つ目は、4種の中に"團十郎朝顔"が入っているもの。"團十郎朝顔"は海老茶色の花の方。"團十郎"は本来、蝉葉で斑のない葉のものらしいので、この花は覆輪こそ入っていないものの、もしかすると團十郎の亜種なのかもしれない。

朝顔_八重咲
2つ目は、八重咲き朝顔。朝顔市にも置いてあるところは比較的少なかったが、訪れたのが2日目夜だったので売り切れていただけかもしれない。パッと見て朝顔には見えないが、ちゃんと朝開花して夜は閉じている。蓮華草のような色合いが美しい。

八重咲を含めて朝顔には多くの種類がありそうだが、九州大学のアサガオホームページを見ると、全く朝顔には見えない形や、あまり見かけないタイプの色合い・模様のものも多くあり、圧倒される。文化文政期、嘉永安政期に朝顔ブームが起き、明治維新の頃にはいったん下火になるも、明治中期以降に再び栽培がさかんになったようだ。
朝顔は別名「牽牛子(けんごし)」と呼ばれるらしく、七夕の牽牛と関係があるのかとも思ったが、そこはよく分からない。
(参考: 養命酒 生薬百選)

朝顔の種子は、奈良時代末期もしくは平安時代の遣唐使が日本に持ち込んだとされており、その時代によっては、万葉集で詠まれている"朝顔"はアサガオではなく、桔梗か木槿(ムクゲ)という事になってしまうらしい。(Wikipedia アサガオのページ)。
どちらの時代なんだろうか。
万葉集第14巻の朝顔が登場する歌(詠み人知らず)の中に、"あなたから決して離れませんよ"という意味の歌がある。個人的な考えだが、「離れませんよ」というのが、つる植物の性質を表しているような気がしなくもない。桔梗も木槿も蔓で巻き付いてこないはず。なので、個人的には、"朝顔輸入は奈良時代末期"説を支持したい(笑)。

これまた全くどうでもいい蛇足だが、ちょうど10年前の七夕の日はこんなことをやっていたのだった。もう番組自体が終了してしまったが、当時の原稿はどこへ行ったのだろう。10年前から思っていたが、常盤姫伝説はオペラか歌舞伎にしても面白そうだ。それこそ七夕コンサートの曲目としても相応しい題材だと思う。

2018.07.07 Saturday

七夕の本番

本番は無事に終わった。
今回、1,100名を超える方が聴きに来て下さったとの事。暑い中、何と有難いことだろうか。
演奏は自分なりに力を尽くしたつもりだったが、果たして客席にまで届いていたのかどうか。
七夕らしい曲目。アンコールの演出も楽しかった。
チャイコフスキーのロメジュリは改訂版の方が知られているけれど、何度も聴いていると原典版の方がシンプルでしつこくないような気もしてきてしまう。前半のハープが楽だからかもしれないが。
グラズノフは、今回の演奏会で初めて知った作曲家だと言う人を複数見かけたが、同時に、こんな名曲がなぜあまり演奏されていないのかと言っている人もいた。ロシアらしい美しい旋律がなかなか良かった。どうすればあのような美しい曲が作れるのだろう。恐るべしロシア。W杯は惜しかったけど。

2018.06.30 Saturday

『音楽史を変えた五つの発明』

リハの帰り道、『音楽史を変えた五つの発明』という本を少しだけ読ませて頂いた。
イギリスの作曲家 Howard Goodall著。その5つとは、記譜、オペラ、平均律、ピアノ、そして録音技術だと述べている。
読んでいたらすぐトンネルに入ってしまったので暗くてあまり読めなかったが(笑)、蓄音機を初めて買い求めた人々にとってラヴェルやプロコフィエフの音楽は恐怖を感じさせるものだった話、ラヴェルなどフランス作品でよく見かける Ut表記の話、口承でのみ伝えられてきた音楽がやがて記譜法の発明により正確に後世に伝えられるようになった経緯などが書かれており、なかなか面白かった。
150年ほど前、日本が開国して西洋人が日本の音楽に接したり、その逆もあったのだが、お互いに奇妙な音楽に聴こえた というのは、やはり耳慣れた音楽が平均律か否かという理由だったのだろうか。
そのあたりも含めてゆっくり読みたいのだが、まだ本の入手すらできず、先の話になりそう。

23:55 | Harpe | - | - | |
2018.06.26 Tuesday

羽化するヤゴ


(2008/6/26録画)
偶然にも、ちょうど10年前の今日録画した映像を見つけたので、記念に貼ってみました。
数百倍速に編集したので、画質は粗いです。
スマホでは表示されません。

05:00 | scientifique | - | - | |
2018.06.25 Monday

ヤマユリの花言葉

ヤマユリ20180623
街の其処彼処で咲き匂うヤマユリは…

BowBrandのハープ弦たち
ハープ弦がやたら切れる季節の到来を告げている。
朝起きたら、仕事から帰ったら、犬の散歩から帰宅したら、弦がいつの間にか切れていた、なんてことは日常の出来事だ。
(しかし、本番日、豪雨にもかかわらずホールの外から搬入したのに、弦が1本も切れることなく本番を乗り切ったことも多々あるから不思議である。)
除湿器をフル稼動していても、やはり日本の梅雨はガット弦にとって受難の季節。

もらったボーナスをそのまま右から左に社会保険料として払い込んだという話があちこちから聞こえてくるこの季節、税金、保険料、犬の予防接種など、まとまった支出が忘れた頃にやってくるという時期でもある。ハープ弦の支出に加え、演奏会本番が多い時期でもあり、夏にもイベントを控えていたりすると衣装その他を準備する時期でもあるので、犬飼いハープ弾きの支出は華厳の滝を登る鰻さながらだ。

しかし、そんな季節の到来を告げるヤマユリの花言葉は「人生の楽しみ」。美しい音楽とともに人生を愉しんでね♪という意味でこの時期に咲いているのではないかとも思える今日この頃。
(人生の楽しみと言えば、多くの人の楽しみであるサッカーのW杯もこの時期だ。しかし、2022年は史上初の冬開催になるとかならないとか…)

02:30 | Harpe | - | - | |
2018.06.10 Sunday

グラズノフ 交響曲第7番 Op.77「田園」


Alexander Glazunov (Алекса́ндр Глазуно́в)(1865-1936) の交響曲第7番 へ長調 「田園」Op.77
この動画だと、冒頭が第1楽章 Allegro moderato、8:03から 第2楽章 Andante、17:19から第3楽章 Scherzo: Allegro giocoso、22:51あたりから Finale: Allegro maestoso となっている。
ハープは第2楽章のみ、全部で40小節の出番。ほとんどがアルペジオだが意外と覚えにくい(?)音型のようにも感じられる。第2楽章が終われば、ステージ上で残りをゆっくりと聴けるのは役得である。


第1楽章は1901年、次の楽章は1902年に作曲され、1902年12月21日、グラズノフ自身の指揮により初演された。
1899年からペテルブルク音楽院の教授に就任、1917年まで院長を務め、教育者として学生たちのために献身的に働いた。1928年にソ連を脱出、1936年、70歳のときにパリでこの世を去った。音楽に関しては神童と言われ、一度聴いただけの曲をすべて憶えられたという。

2018.06.10 Sunday

West Side Story Medley (Bernstein arr. Mason)


この曲、ハープの半音操作がとても多い。ペダルが壊れるんじゃないかと心配になるくらい。
弦が切れやすい時期なのでそっちも心配。そう言えば前回これを弾いた時も本番は7月だった。この時はプロコフィエフのロメジュリも演目に入っていて、やはりアホみたいにペダル操作が多かったのに弦は無事だったので、今回も楽器を信じよう。

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