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2018.05.07 Monday

連休4

カフェインが飲めなくなってからはすっかり足が遠のいていたけれど、カモミールティーを置いている事が最近分かり、また立ち寄るようになった。
モトヤエクスプレスのカモミールティとレモンサブレ
東京国立博物館でもトレーラー出店しているらしい(5/20(日)まで。)
ノンカフェイン難民にとって、ハーブティーが置いてあるお店が最近増えているのは喜ばしい限り。

TENOHA代官山の前にある木が美しい。近くで見ると赤い花が咲いている。この花、まるで丸底フラスコを洗うブラシのような形をしている。
名前は何というのだろう。インスタで呼びかけてはみたものの、名前はまだ分からない。
TENOHA代官山の前の謎の植物TENOHA代官山の前の謎の植物

代官山シェリュイのプティサレアペリティーフを自分用にまた買ってしまった。ワインにもよく合う。 居留地研究ですっかりお世話になっている2人の師匠にもお渡ししたが、果たしてお気に召したかどうか。
それにしても、不勉強な自分が師匠たちにさんざん諭される姿は、傍から見ると、三国志で言うところの諸葛孔明と龐統に挟まれた張飛の姿さながらだったであろう。

調べ物対応に費やした連休だったが、なんだかんだでいろいろ買ってしまった。ハープをあしらったマステは珍しい。
2018年5月前半

2018.05.06 Sunday

連休3

20180506_RAB
いつ見ても、明るい。楽しい気分になれる。本人たちも楽しそう。
そういうステージを1つこなすだけでも、並々ならぬ準備と鍛錬があったはず。
昨日のTOKYO GEGEGAYといい、自在に自分の身体を操れるってすごいぞ。

2018.04.17 Tuesday

『しびり』『仁王』

『膏薬煉』『素袍落』以来、2ヵ月ぶりに狂言へ。
今回は野村萬斎氏らが出演。氏を生で見たのは4年前のシアタートラム以来だ。シアタートラムでは現代劇のセリフだったからなのだろうか、今日の狂言の解説とは声色が全く異なっているように聴こえた。

演目の解説の方が実際の演目よりも長いというのはお約束なのだろうか。さりげなく陰陽師とフィギュアスケートの羽生結弦氏の話を絡めるところも想定内(笑)。演目は面白く観客の笑いも絶えなかった。
2ヵ月前の方は演目終了後も解説(狂言における笑い方レッスン)があったけど、今回は演目終了後、あっさりとお開きになった。

"ししのつののなわになるほどもうでござれば" とか "まいす" とか、プログラムの≪語句解説≫で予習しておいて良かった。素養がない自分にとっては狂言も歌舞伎も用語集必携だ。

ただ、『膏薬煉』などでも自信をもって理解できていた用語は "さいぜん"という言葉である。福岡に住んでいた頃、ある程度の年配の方が "さーぜん" という言葉を多用していた。"さーぜん" は "先ほど" という意味の副詞である。博多弁では "さいぜん"とか"さいぜんがた"というのが正式らしいが、少なくとも自分の周囲では "さーぜん" "さーぜんがた" と話されていた。
こういうのは何音便に分類されるのだろうか。ア音便なんて聞いたことがないし。

2018.03.29 Thursday

水琴窟

 水鉢の水を地中の甕の中に雫として流すと反響音を奏でる。しかし中心部に水を落とすのが意外と難しく、妙音はなかなか得られなかった。
 そばに立て札があり、"自然がもたらす水琴の音に含まれる高周波が心身を浄化させ、聴いた人はプラス思考になれる"と言ったことが書かれている。
 トマティス理論によると、ヒトの背骨は頭頂から尾骶骨まで、6,000Hz〜250Hzの音に反響している。つまり、高周波の音が脳に効くということで、かの有名なモーツァルトの曲を使った音楽療法の話にもつながっていく。
 水琴窟の周波数成分は800Hz〜5,000Hzで、とくに1,000〜3,000Hzで鋭いピークを数多くもつという(伝統の仕掛けの音 ―水琴窟の音を中心として― 岩瀬昭雄)。トマティス理論にしたがえば、頚椎あたりにとくによく響く音ということだろうか。

2018.03.21 Wednesday

第28回 横浜シティウォーク

朝スタートした時点で、明らかに雨ではないものが降っているなと思ったら、それはだんだん白く大きくなってきた。
風邪も治ってないし、受付で当初の予定だった30kmからコース変更して20kmにしてもらっておいて良かった。
そのうち、道路もところどころ凍り始め、歩くスピードが極端に遅くなる。風が強く、傘をさして歩いてもコートから水がしみ込んできて寒い!手袋もボロボロになってしまった。
だが、各地の分岐点でずっと誘導しているスタッフの方々は、傘もささず、もっと寒そうだ。毎年のことながら、スタッフの方たちには頭が下がる。
歩くにしても、数年前のオケ本番日の朝よりはよっぽどマシだと思い、休憩もほとんど取らず、ひたすら歩き続けた。
マラソンとは違って信号待ちも結構あったが、ゴールまでに結局5時間ほどかかった。

この横浜シティウォークへの参加は今年で8回目になる。2009年にみなとみらいで賞を頂いた時には、そのお礼参りのような気持ちで、2014年に外国人居留地のことを調べ始めてからは、1874年3月20日のニール号遭難事故への鎮魂・巡礼(ちょうどお彼岸だし)のような気持ちもあって、毎年このイベントに参加してきた。雪が降ったのは今回がさすがに初めてで、今年は巡礼と言うより修行となった。



写真は左上から、中華街入口、元町公園、横浜国立大学教育学部附属横浜小学校、磯子の植え込みに積もる雪、磯子の降雪、馬車道駅のゴール。
寒すぎて写真がほとんど撮れなかったが、コース前半の山手ブラフの建物に見とれながらフラフラ歩いていると、この辺りって素敵なところがたくさんあるのよね〜と見知らぬ人に話しかけられた。本当に、毎回そのとおりだと思いながらフラフラ歩いている。
ブラフについては2017年にアーカイブサイトも開設されていて、ディレクトリを何十冊も追わずとも番館ごとの歴史が追えるようになっているのが嬉しい。

2018.03.20 Tuesday

こうふ開府500年

1519(永生16)年、戦国時代の武将・武田信虎が躑躅ケ崎に居を移し、現在の甲府の基を築いてから来年で500年を迎えるとの事で、こうふ開府500年を盛り上げようという気風が街の随所に見られた。
信虎の長男・信玄が生まれたのが1521年。1541年、21歳にして甲斐の国主となった武田信玄…の兜をかぶった甲斐犬の武田菱丸が駅で出迎えてくれる。
武田菱丸

舞鶴城公園(甲府城跡)には「風林火山」の旗がたくさん。
舞鶴城公園

そびえたつ天守台を見上げると、本丸に攻め入ろうとする武士になった気分。
甲府城跡
天守台からは、甲府の街が一望できる。天気が良ければ富士山も見えて絶景のはず。
17時になると山梨県庁のスピーカー(?)から、「ふるさと」オルガンバージョンが流れてくる。天守台で聴いていると旋律があちこちでこだまするのでとても幻想的な音楽となり、まるで大きな教会で祈りを捧げているような気持ちになる。

公園の梅は見ごろを迎えていた。
甲府城跡の梅


甲府の街は静かで空が広々としていて、空気もおいしい。
そして、目的地にたどり着くためには、この難所を通過しなければならない。
山梨万年筆商会
もう片方の入口には「パーカーを使う人にはパーカーを贈ります」とも書いてある。
「美しさだけなら 書きやすさだけなら モンブランでなくていい」と言われると心に響くものがあるが、じゃあどうすれば良いのかと考えさせられる。そして、その答えを獲得するために、人は店内に入るのであろう。
店内にはMontblanc シェイクスピアからPelikan ペリカーノまで、たくさんの種類の万年筆、ボールペン、シャープペンシルが整然と並んでいる。山梨出身のデザイナー・深澤直人氏によるLAMYの「noto」もなかなか良かった。
創業60年との事で、1980年代Pelikanのポスターがたくさん貼られ、お店の人もとても親切。
入手しづらい物なのにさりげなく置いてあったセルロイド・キンギョのシャープペンシルを見つけてしまったので、最近は赤が人気だというプラチナの古典インクは次の機会にすることに。セルロイドは夏には持ち歩きたくないので、涼しい季節のうちにたくさん使っておこうかと。

2018.03.17 Saturday

湘南ゴールドと無患子

湘南ゴールド
湘南ゴールドを頂いた。
大磯の駅前で売っていたらしく、ビタミンが豊富なのでこれで体調を回復して欲しいとの事。何とありがたいお心遣いであろうか。
色がレモンに似ているので酸味が強そうに見えるが、実際は程よく甘い。旬が3月下旬から4月と短く、神奈川県在住でなければ入手するのが結構難しい。
昔、オケでご一緒した人で、風邪をひいたものの家に食糧がなく、みかんだけを数日間食べ続けたら回復したというチューバ吹きの方がいた。湘南ゴールドだと、もっと早く回復できるはずだと信じている。

ところで、この湘南ゴールドの写真をPCに取り込む際、昨秋に採集した無患子(ムクロジ)の実の写真と間違えかけた。
無患子
もちろん、実の大きさは全く異なっている。
東京で無患子の実が取れる場所と言えば、代々木公園か醸造試験場跡地公園がある。前者は広いので木を探すのが大変だが、後者はまるで小さな公園のシンボルツリーのように目立つし、シーズンになるとそこらじゅうに実が落ちているので、たくさん拾うにはもってこいの場所である。
この無患子の実にはサポニンが含まれており、皮の部分を水に付けてシェイクすると石鹸水代わりになる。自然派の方々は洗濯に使うなどしているらしい。これで巨大シャボン玉が作れるか試してみたが、残念ながら粘度が台所洗剤には遠く及ばず、表面の虹色も出なかったので断念した(注1)。
中の黒い実は、昔、羽根つきの玉としても使われたようだ。無患子の名には、子供が患わないようにという願いがこめられ、女子の初正月に羽子板を贈る風習にもつながった。

かなり話が逸れたが、湘南ゴールドは植物上の分類がムクロジ目で、無患子と同じである(湘南ゴールドはムクロジ目ミカン科ミカン属、無患子はムクロジ目ムクロジ科ムクロジ属)。道理で見間違えるわけである。
(注1)シャボン玉液については、マツコの番組で紹介されていたレシピを試したところ、非常にうまく行った。シャボン玉ブラザーズに感謝。

2018.02.10 Saturday

『素袍落』『膏薬煉』

『素袍落』は、主人の伊勢参りの供に行くことになった太郎冠者が伯父のところへ行き、主人に言い含められていたにも関わらず自分がお供をすることを伯父に漏らしてしまう。伯父からお酒を振舞われ、餞別として素袍(直垂の一種)までもらったものの、酔って落としてしまった素袍を主人に拾われてしまった事から、主人の言いつけを守らなかったことがばれてしまい…というストーリー。

『膏薬煉』は、上方と鎌倉の膏薬煉(薬屋)が膏薬の効能比べをするも勝負がつかず、双方の鼻の頭に薬をつけて吸い比べをして、結局は上方が勝つという話。


【素袍落】



【膏薬煉】

2017.12.25 Monday

「源平布引滝 実盛物語」「新古演劇十種の内 土蜘」

「実盛物語」の実盛は華があり、瀬尾も圧倒的な存在感。トンボ返りでは客席から大きなどよめきが。
ストーリー自体はやや複雑で分かりづらいのだが、九郎助の安定感が全体をしっかりと支えているからこそ、他の登場人物の立場と心の動きが際立っているように思えた。
小万の死んだフリ、あの体勢で長時間、しんどかったのではないだろうか。
冒頭の、幕が上がってすぐの仁惣太の表情も良かった。
ラストの馬は一瞬本物かと思った。支える二人、重いだろうなあと思ったが、満場の拍手に馬も嬉しそうな足取りだった。
太郎吉が故・手塚治虫氏の先祖という説もあり、とても興味深い。

「土蜘」にも大いに引き込まれた。
寝不足で目が疲れていたので、ちょっと俯いて目を離した隙に第一弾が投げられていて見逃した!
が、糸はトータルで7個くらい使っていて、蜘蛛の糸ワールドを存分に堪能できた。
この糸とは製造元も仕様も異なるにしても、東京バレエ団その他の「眠りの森の美女」でカラボスが糸を投げたあと、誰がどうやって片付けたのだろうか。

長唄にも心癒された。指揮者もいないのに大人数が調和のとれた和声を奏でているだけでもすごい。
今回、太皷の正面の座席から観たが、その楽器は1人しかいないのと、出番がやや少なく待ち時間が長い事、舞台下手の端にいる点はオーケストラのハープと似通っていて、勝手に親近感をもってしまった。
三味線は弦が途中で切れたらどうするのだろう。オケの弦楽器にあるような予備楽器は見当たらなかったが。

ともかく、後半の高揚感と盛り上がり方は、「これは日本古来のヘヴィメタだ〜!」と絶叫したくなるほど圧巻だった。
土蜘蛛自身も、もはやトランス状態?ある意味、究極のところで愉しんでいるように見えたし、観客も熱狂の渦に巻き込まれているかのようだった。
自分自身も、熱気のあとの寒空で少し風邪をひいたが、余韻で持ち堪えている。余韻の力、恐るべし。

2017.12.14 Thursday

年内最後に見る光景

平塚市馬入
年内最後の合わせに向かう。
次にこの光景を見るのはいつになるのだろうか。

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