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2013.09.04 Wednesday

池波正太郎展

松屋銀座にて 2013/8/19(月)〜9/9(月)開催の池波正太郎展。

池波正太郎(いけなみしょうたろう,1923(大正12)年1月25日〜1990(平成2)年5月3日)の生誕90年を記念して開催。
今年の1月には池波正太郎公式サイトも開設されている。

池波正太郎公式サイト http://ikenami.info/

会場に入ってすぐ、多くの人が立ち止まりつつ見入っていた展示は、尋常小学校時代の通信簿。
6年間を通じてほとんどが「甲」!
しかし、3年以上の操行が「乙」なのが特徴的である、との記載。
操行とは体操のことではなく、修身とも少し違う。品行、英語でいう behaviorという意味のようである。

他にも、著作物や直筆原稿、愛用の絵の具やスケッチ、書斎の再現、お気に入りのLPレコードなどの展示があり、池波作品は全て読破したという人が興奮していた。
新聞記事の切り抜きや取材記事、講演記録などが整然と貼られたスクラップブックにも、池波正太郎の几帳面さが光っている。
原稿用紙は400字詰め、ルビ罫のないタイプを愛用していたようだ。

書庫には1万冊の蔵書があり、この整然とした書庫は必要なものがすぐに取り出せるように工夫されている。
執筆はほとんどがこの自宅書庫でなされていたという。

なお、会場には3本の万年筆が展示されていた。
1本目は、第6回大谷竹次郎賞(昭和52年6月)、2本目は第62回吉川英治賞(昭和52年4月)とあり、どちらも黒軸のMontblancで、149のような大きなものではなく、小振りなサイズのMontblancだった。
3本目は、会場の出口近くに展示されていたもので、Watermanの万年筆だったが、これと氏との関係は不明。

テレビ番組に関する展示も多く、鬼平の装束、陣笠、十手、愛刀の近くに、亡父遺愛の携帯用銀煙管の展示があり、さらにその横に…密偵おまさの装束も!
まるで梶芽衣子氏がそこに立っているかのような錯覚にとらわれてしまった。

池波氏は、小説がまとまらない時は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を聴くと捗ったという記載もあった。
お気に入りのLPレコードは専ら、カラヤン・ベルリンフィルとのこと。
どんな小説がまとまらない時に「展覧会の絵」を聴いたのだろう。

コメント

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2014/08/13 8:07 PM by -
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2014/07/28 2:39 AM by -

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