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2014.03.10 Monday

怪我とピアノとハープと

 先日、まさに序奏とアレグロの合わせ練習直前という日に、右手の中指を金属片で深く切ってしまった。

 しばらく血が止まらなかったので泣けてきた。毎晩、副作用に耐えながら貧血治療のための薬を飲んで頑張ってきたのに、勝手に惜しげもなく流れていくし、何よりも痛いもんだから。
 ただ、あたりが真っ赤で出血が多いように見えても、あまり必要以上に動揺せず、落ち着いて行動することが大事だと以前救急救命講習の先生が仰っていたことを思い出した。
 "よく街頭でやっている400cc献血、あれで数日間寝込んでしまう人は普通はいませんよね。では試しに、400ccの赤い液体を地面にまいてみてください。周辺がかなり真っ赤になりますが、それでも400ccなんです。"
 ちなみに、間接圧迫止血法という方法もあり、指の怪我の場合は指の付け根の掌側の少し上にある止血点を圧迫して応急処置をする場合があるが、救急隊員や医療従事者以外の市民には推奨しない方法らしく、やはり清潔な三角巾や包帯で直接圧迫止血法を採るのが良いとのこと。 

 さて、このような状況で、とりあえず目前の練習をどうするか相方と相談した。そして練習日当日…
私は相方とともに横浜中華街に遊びに行ってしまった。初めて関帝廟にお参りもした。楽しかった〜♪
 練習は何処へ。

 その後1週間ほどは、傷は多少は塞がったものの、やはり痛くてピアノを弾くと辛かった。
 左手は問題ないが、右手で旋律部分を弾くのが辛い。

 右手の中指を怪我した場合、あくまでも伴奏としては、左手で伴奏部分を弾き右手で旋律のみ一本指で弾いてもそれなりに成り立つのだろうけど、ピアノだと旋律部分を右手小指の一本指で弾くことになってしまう。親指でも人差し指でも良いのだろうけど、本来の指使いからちょっとかけ離れてしまうので弾きづらい。
 ハープだとメロディは右手親指で強く弾いて浮き立たせることが可能であるが、ピアノだと力の弱い小指になってしまい、機動力もいまひとつなのであまり効果的ではないと思う。

 やがて1週間余り経過する頃には、ようやく指先の傷が快方に向かったと実感できるようになった。

 しかし! 今度は、職場で作業をしている時、100人乗っても大丈夫な某物置の引き戸がいきなり右足の5本の指の上に、垂直方向に落下してきた。
 物置が悪いのではなく、最近無意識に右手を庇ってしまっていたらしく、左手で引き戸を開けた時に不自然な開け方をしてしまったのだと思う。しばらくは歩きづらいくらい痛かった。歩けるだけマシか。
 帰宅して足を観察すると、気のせいではなく右足の指が左足に比べて平べったくなっているように見えた。

 右足を怪我した場合、(怪我の内容にもよるが)ピアノのペダルであれば、まあ何とか踏める。踏むか踏まないかの、0と1の間を往復する動作であるし、ペダルも右足で踏むのは一本だけである。
グランドハープの場合は、右足で踏むペダルは4本あり、しかも細く間隔も狭い。上/中/下の3段階の動作なので、足の指先に力を入れずにペダルを操作するのは実質厳しいと思われる。

 今週に入り、手の指先の傷は痛みもなくなってきた。滑らかな指先ではなく傷で凸凹になっているので、弦を弾くと引っかかってしまうが、ピアノの打鍵ならば問題ない状態にまで回復した。
 ピアノもグランドハープも、両手両足を怪我しないように注意が必要であり、ハープの場合はとくに切り傷や末端の怪我がダメージになりやすいことを改めて実感した次第。

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