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2014.10.14 Tuesday

DNA, 過酸化水素, etc

今日の放送は、遺伝子ビジネスについて。

ここのところ、個人を対象とした遺伝子検査のキットが各種販売されている。
インターネット経由の郵送で気軽に検査できて、金額も検査項目数や内容によって、安いもので5,000円程度。
そもそも遺伝子とは、動物や植物の細胞の中に存在するDNA(デオキシリボ核酸)のことで、親から子へ、あるいは細胞から次世代の細胞へ伝わるものを規定するものである。人間の遺伝子情報は99.9%が同じものであるが、髪の色や目の大きさが違ったりするのは、わずか0.1%以下の遺伝子の差異によるものだという。

個人向けの遺伝子検査で分かるとされていることは、生活習慣病などの疾患が代表的であろう。生活習慣病は生活習慣や職業、環境による要因と、先祖から遺伝的に受け継いだ遺伝要因とが複雑に絡み合って発症するものであるが、その遺伝としての部分にわずかに現れる個人差を遺伝子検査によって調べて、健康管理に役立てて行こうというのが個人向け遺伝子検査の主旨なのである。

但し、以下のことに注意しなければならない。
・個人向け遺伝子検査と病院向け遺伝子検査は別のもの
・個人向けのばあい、結果に振り回されるべきではない
・病院で検査してもらう場合は、遺伝子検査に詳しい医師に話を聞くべし
・研究が進展すると、検査結果の評価が変わる可能性があります」と明記されていたりすることも含め、検査するなら最新の情報に注意しながらやった方が良い。

検査結果は、検査経験者によると、(将来の病気予測は別として)非常によく当たっており、さながら、よく当たる占いのようなインパクトがあるらしい。
確かに、検査機関にはこちらの顔写真やプロフィール、病歴などは一切知らせず、唾液のみを郵送するだけでこちらの特徴が書かれた書類が返送されてくるわけなので、当事者にとっては相当なインパクトがあるはずだ。
よく当たるというのは、やはり多くの人の遺伝子検査を実施した結果を集計して、そこから得られた傾向を統計にして使っているからという理由もある。よって、多くの人が検査に参加すればするほど統計の精度が上がってくるという利点もある。一方で、個人情報の取り扱いはどうするのか、また、ある病気にかかりやすいからといって、他の病気の予防をしなくなったらどうなるのか、といった多くの課題もある。
また、眉唾ものの検査もあり、たとえば音楽の才能や音感の発達をDNA検査すると称して、その実態は難聴に関する遺伝子検査だったりする事例もあるらしい。科学が発達するにつれて、よりいっそうのしっかりとしたリテラシーが消費者にも求められる時代になっていくことであろう。

…というような話題だった。
番組終了後に音楽を流している間、パーソナリティとアシスタントのお二人が、祖先に関する遺伝子検査には興味があるというような話をされていた一方で、検査結果が不都合な真実を暴き出すものであった場合、それを果たして受け入れることができるかどうかという懸念もされていた。


今回のリポートの準備を進めていく中で、ある医師のblogにたどり着いた。遺伝子検査に詳しい医師はそう多くはないという記事など参考になった。また、某漫画家の作品に描かれて物議をかもした、放射線で鼻血が止まらなくなったという描写に対して、一刀両断にしていたのも面白く、ついつい脱線して関係ない記事を読んでしまい、なかなか調べものが進まず困った。こんなところで過酸化水素の話題を発見しようとは。

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