HARP.TV

memorandum

<< August 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< スーパーブルーブラッドムーン | TOP | 『素袍落』『膏薬煉』 >>

2018.02.09 Friday

ロメオとジュリエット1869年版

いつもお世話になっているオーケストラに、チャイコフスキーの幻想的序曲『ロメオとジュリエット』1869年版などで参加するお話を頂いた。
この曲、1880年版はこれまで何度もいくつかのオケで弾かせて頂いた。初稿版は予てより一度やってみたいと思っていたが、採り上げるオケもあまりいないだろうと諦めていたので僥倖である。


これが有名な1880年版。1分47秒あたりに入るまでがいつもすごーく長く感じられる。
それにしても、ここのアルペジオをこれほどまでにばらけさせて演奏するケースもあるなんて。
(この映像の人のハープ、弦端の処理が豪快だ(笑))
10分07秒から続く音はペダルが鬼門。18分37秒あたりは指揮者をよく見ないとダサくなる。



こちらが1869年版。「幻想序曲」はこの時点では付いていなかったはず。
1880年版のソリスティックなハープはこちらの版にはない。ラスト近くに一回だけ似たくだりが出現する。中間部の「扉を開けるように」弾くハープのアルペジオは、間の取り方にセンスが必要なのでいつも悩む部分だが、 この1869年版にも入っていた。6分30秒あたり。
15分30秒あたりの音は1880年版にはない。

今度の演奏会では、他にも『ウエストサイドストーリー』も演目に入っている。上記『ロメオとジュリエット』と同様、シェイクスピアの『ロメオとジュリエット』がバックグラウンドとなっており、その源はギリシャ神話の『ピュラモスとティスベ』まで遡る。
相容れない2つのしがらみと悲恋が涙を誘う演目ながら、演奏会そのものは例によって熱く盛り上がりそうな気がする。

▲top