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2018.11.26 Monday

新歌舞伎十八番『素襖落』ほか

20181126歌舞伎座
今年の2月に狂言『素袍落』を見て、なかなか楽しかったなと思い出していたら、今月は歌舞伎座で『素袍落』をやると新聞で知り、速攻でチケットを取った。
太郎冠者は松緑氏。かねてから見たいと思っていた演目が開催されると思ったら、なぜかいつも演者が松緑氏という偶然が続いているのが楽しい。
登場人物や細かい部分は2月の狂言とは異なっていたが、今日の歌舞伎もとても楽しかった。那須与一扇の的など狂言にはないので、やはり観に行って良かった。太郎冠者が登場してしばらくは肩衣を着けているが、途中で外した時にも心に迫るものがあった。
太郎冠者は終始出ずっぱりで舞い続け、最後まで酔人の表情。体力の要りそうな役で覚える事も多そうだし、もし自分だったら素襖を落とすタイミングなど絶対に間違える事だろう。
また、毎回思うのだが、唄や三味線、笛、小鼓、大鼓も迫力。皆、楽譜もないのになぜ合わせられるんだろうか。
他の2つの演目も良かった。『お江戸みやげ』は笑いっぱなしだった。お辻さんとおゆうさんの掛け合いが楽しい。ストーリーもそのまま現代のテレビドラマとかにもなりそうだ。『十六夜清心』は哀しい話なのに、どこか可笑しみもあり観客もクスクス笑っていた。水に身を投げるシーンをあの舞台セットでどうするのかと思っていたが、第一場とそれ以降で異なる方式を採っていた。心中をはかるシーンはドラマチックなんだけど、その後はどこか投げやりになっていく清心の心理を表現しているのだろうか(?)
全く蛇足だけど、太郎冠者の袴の柄が派手でかわいらしかった。太郎冠者風ロングスカートとかあったら下北沢辺りで流行りそうな気もするのだが。

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