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2019.06.23 Sunday

片手ずつか両手か

 左肘の手術後、3日間練習をサボってしまった(1日目は患部を固定していたため。それ以降は、傷口が痛んだとかではなく単なるサボり)。3日後からは全く問題なく練習できている。当日の夜は少々寒くて多少傷口も痛かったが、結局は痛み止めも飲まなかった。
 左手がつらければ、治るまで右手と両足だけの練習をしようと考えていたが、杞憂に終わった。

 ピアノやスポーツでも時おり話題になる「片手で完璧に弾けるようになるまで練習したあとで両手で弾く練習をする」のと、「ある程度譜読みできたら、早めに両手での練習を開始する」のはどちらが早く弾けるようになるか、という問い。2006年10月に発表された「運動習得は片腕と両腕では大違い ?片腕運動と両腕運動では異なった脳内過程が運動学習に用いられることを解明?」という研究発表によると、「一見同じようにみえる片腕運動時と両腕運動時の右腕もしくは左腕の運動が、行動レベルで本質に異なっている」「運動学習の観点からすると、片腕だけで動かすか、両腕を一緒に動かすかで、同じ腕が一部異なった人格を持つかのように振る舞う」とある。
 以前テレビ番組でも検証されていたが、ピアノ演奏に関しては、両手での練習の方が早く弾けるようになっていた。自分自身を振り返っても、譜読みが難しい曲の着手時は片手で練習することもあるものの、結局は最初から両手で弾いたほうが早かった。いくら片手で完璧に弾けても、両手だと頭の中で曲と動作が結びつかないのである。
 また、ペダル操作に関しては、右足だけ、左足だけの練習などはボケた自分の頭には非常に難しい…というか、別の意味で頭の体操、ボケ防止にはなっているのかもしれない。右手と左足だけ、とか、左手左足だけ、といった練習は、老後の更なるボケ防止のために取っておきたい。

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