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2019.03.09 Saturday

六甲山の開祖

 六甲山の開祖と言われ、日本に最初のゴルフ場を作ったイギリス人、アーサー・ヘスケス・グルーム(Arthur Hesketh Groom, 1846-1918)のお墓を訪ねた。
 グルーム氏の墓碑は、夫人のお墓と仲良く並んで、広大な青空に向かってスッと立っていた。今日はお盆でもなくお彼岸もまだ先であるが、添えられていた花はまだ瑞々しく、周囲の大多数のお墓と比較しても頻繁に訪れる人があることを示していた。
 墓誌には
明治元年自英国来朝為茶商営海外貿易四十余年齢及五十開拓六甲山送余生焉大正七年一月九日逝享年七十三歳
とあった。

 山と森林に囲まれた、207haもある広大な墓園は、植物の名前が付けられた38の墓域に分かれている。グルーム氏のお墓と私の祖先のお墓2基はそれぞれ異なる墓域のため、かなりの距離を移動する事となった。

 蛇足だが、自分の直系のお墓は"もくせい"という墓域にある。これがどういうわけか、"木星"だと先祖代々語り継がれており、文書にも立派な筆文字で"木星"と書かれている。自分が"木星"墓域に葬られていると信じている(であろう)先祖たち。太陽系の天体の名を38箇所に割り振ろうとしたら、惑星や準惑星を入れても足りなくなるため、"タイタン"とか"カロン"なんてのも使わなければならなくなるはず。なぜ誰も気づかなかったのだろう。
ちなみに、"もくせい"は通常ギンモクセイを指す呼称で、金木犀ではないらしい。
38箇所の墓域

21:30 | histoire | - | - | |
2019.03.03 Sunday

アクセサリー修理


 アクセサリーの留め金具にはたくさんの種類がある。カニカンなどのフック式、丸カンと引き輪とプレートの組み合わせ、スクラブ、等々。
 短めのネックレスの場合、身体が柔らかくて手先が器用であれば、手を首の後ろに回して着脱可能であるし、金具部分を前に持ってきて目視で取り外す人も多い。しかしながら、人によってはこれがなかなか難しい。肩が上がりづらい人もいれば、近くが見えづらい人もいる。
 そこで、最近ではマグネットタイプのパーツを使ったものも増えてきている。価格も従来型と殆ど変わらないか、少し安価になるくらい。
 たまたま、ある方が2つのネックレスの金具を壊してしまい、修理をしてもらえる所を探していると仰るので、ジュエリー業者さんに見積をお願いした。すると、納期は2週間程度で、費用も数千円かかるとの事。それならばこっちでやってみようという話になり、500円程度のマグネットパーツを通販で購入し、ラジオペンチで付け替えること10分間、意外とすんなりうまくいった。
 着脱も格段にやりやすくなったと好評だ。多忙な冠婚葬祭に関するストレスが一つでも軽減されるならば何よりである。自分は購入段階からマグネットタイプにしている。このマグネットパーツ、電磁気の実験にも使えるなど、何かと便利である。

2019.02.16 Saturday

P to P

Pilotのコンバーター改造
PILOTのコンバーターに細工をすると、Platinumの万年筆にぴったりフィットするそうだ。
(餞別 兼 誕生日プレゼントだと勝手に解釈して)1個頂いてしまった。何とありがたい!
試しにキンギョに付けてみると、確かにぴったりだった。
今度、自分でも作ってみよう。
さあ、何のインクを入れようかなあ♪

00:00 | Le Stylo | - | - | |
2019.02.15 Friday

ハープ雑貨たち [18]

ハープの絵柄のはがき
ありそうであまり見かけないタイプの絵柄。
7年前に eBayで落札。オランダ製。

00:03 | Harpe | - | - | |
2019.02.15 Friday

ハープ雑貨たち [17]

LLEDOギネス
LLEDOのダイキャストカー。
LLEDOのGuinnessシリーズはあまり出回っていなかったものの、10年ほど前に eBayで落札。

00:01 | Harpe | - | - | |
2019.02.15 Friday

ハープ雑貨たち [16]

ハープペダル記号用ハンコ
ハープのペダル記号を書き込むためのハンコ。
10年ほど前にeBayで購入。

00:00 | Harpe | - | - | |
2019.02.09 Saturday

Pastorale

Gabriel Urbain Fauré の Masques et Bergamasques 4曲のうち、ハープが登場するのは4曲目の Pastorale。
手は暇なのだが、薄氷を踏むようなペダル操作に気を遣う。
前回別のオケで弾いた時は割とあっさり弾いた気がするが、今回は下降系の音階を粘り強くゆっくり弾くことになり、ペダルが忙しいとつい走りがちになる自分には良い練習にもなった。

今回、リハの日は初対面の方に運転して頂き、楽器を運んだ。あらゆる車を運転した経験があるらしく、往復2時間、安心して同乗させて頂けた。道中、必死で弾いても誰にも聴こえない事も多いハープに関して言及すると、聴こえていないようで音というものは何らかの形で聴こえていて、人に影響を及ぼしているものだと仰られた。良い事を言うなあ。ffffくらいの音の中で、おそらく誰にも聴こえてないと思って適当にごまかして弾いたりしていてはダメだなとつくづく思った次第。

ハーピスト控室
このイラストのように、美しく優雅に演奏したい…実態は程遠いけど(笑)

舞台設営中

本番日は朝から雪。道路が凍結して楽器が運べなくなったら大変なので、朝6時過ぎに電話で打ち合わせをした。結局1時間20分前に出発して高速道路を使い、いつものごとく会場に一番乗りできた。
遠方かつ悪天候にも関わらず意外な方も聴きにきて下さったし、団の方からは差し入れまで頂いてしまい、感謝するばかりである。

2019.02.09 Saturday

Pavane pour une infante défunte

10数年ぶりに弾くことになったが、やはり良い曲。
装飾音のような入り方をするハープのタイミングがとても難しい。ほんの少しずれただけでもお洒落じゃなくなってしまう。
最後のグリサンドは、1つ1つの音が分かるような弾き方を心掛けたが、もしあっさりと弾いてみたらどのような雰囲気になっていたのだろう。

2019.02.03 Sunday

C.J.Textor

 居留地関連調査も行き詰まり気味だったところ、久々に良い資料に出くわした。
 謎が多く資料も少なかった C.J.テキストル(1816-1891)が優れた化学者であり植物学者であったこと、植物の学名にもその名があること、テキストル商会を設立する以前にも日本に来ていた事、シーボルトの少しばかり理不尽な仕打ちによって苦労していた事、商品としての日本茶を海外に初めて紹介したのは他ならぬテキストルであった事…等々。
 シーボルトの記録はもとより、オランダの史料にその名があったのは盲点だった。
 シーボルトが教えを受けていた、白内障や骨切手術で有名な外科の Cajetan van Textor(1782-1860)教授もテキストル、文豪ゲーテの妻も苗字はテキストル(C.J.Textorと近い血縁ではないそうだ)。ドイツには結構多い苗字らしい。そこを混同したのか「シーボルトの指導教授が日本にきて植物採集を行い、それが植物の名前になった」などというまことしやかな記述があるWebサイトも発見した。ドイツ人は同姓同名が非常に多いので、人物調査にも十分注意しなければ、と改めて思う。
 テキストルの名がつけられたツリフネソウ(学名:Impatiens textori)。インパチェンスの花は、実が成熟すると少し触れただけでも破裂し、種を拡散させてしまう。これにちなんで、ラテン語でインパチェンス《がまんできない》という言葉が付けられた。そこから《私に触らないで》という花言葉にもつながるという説もある。テキストルも自分の事にあまり触れられたくないのか、資料がとても少ない人物の一人である。フランクフルト出身で、ロッテルダム大学で化学と植物学を修めたあと、東インドへ向かっている。彼が設立したテキストル商会の、後期の主要人物はドイツの中でもオランダ寄りの地域出身者が多かったこととも何かつながりがあるのだろうか。

22:00 | histoire | - | - | |
2019.01.31 Thursday

ハープと舞台席

ウイーンフィルのように

ウイーンフィルのように

ThrowBack Thursday.
隣にいらしたスネアドラムの名手が「この椅子…偉い人か何かが来られるんですか?」などと私に訊いてくるものだから、笑いが止まらなくなって困った本番の日の朝。
背後にお客様がいると思うと、緊張もひとしお、本番中。
弾き終わった後、立ち上がって舞台下手に捌ける時、一番に舞台席のお客様たちと目が合うのは自分。何度もお互いにお辞儀をしてしまった終演後。

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